足し水の硝酸塩をゼロにするために5種類の水のTDS・硝酸塩の数値を計測してみた。

リビングの海水水槽にいたゴールドナゲットマロン(白いクマノミ)1匹がクマノミ2匹にやられて瀕死になったため仕方なく寝室にもう1つ海水水槽を立ち上げたわけですが、過剰設備等のおかげで立ち上げ当初から亜硝酸塩・硝酸塩ともほぼゼロの状態です。

 

他の水槽含め全ての水槽で『なるべく換水なし・足し水のみ』、つまりできるだけ放置で維持しています。

 

 

ちょっと前置きが長くなりますが・・・

 

私はさいたま市に住んでいるのですが、3年前にここに引っ越してきた時からウォーターサーバーを使っています。

 

フレシャスdewo

水はfrecious富士です。

 

 

ウォーターサーバーの水を足し水に使ってるともったいないので、水槽始めてすぐに蛇口に取り付けるタイプの浄水器を設置しました。
東レ 蛇口取付型浄水器TORAY トレビーノ カセッティ MK206SMX

 

カートリッジは
東レ トレビーノ カセッティシリーズ用交換用カートリッジ(1個入り) コンパクトサイズ時短・高除去(13項目クリア)タイプ MKC.SMX

です。

 

 

その後、ポット型の浄水器?
ブリタ 浄水 ポット 浄水部容量:2.0L(全体容量:3.5L) アルーナ XL ポット型 マクストラプラス カートリッジ 2個付き (1個増量) 【日本仕様・日本正規品】

を購入し、つい先日まで足し水にはブリタの水を使っていました。

 

 

以前RO/DI浄水器も多少検討しましたが、
・リビングに水槽4つ・寝室に水槽2つある
・RO/DI浄水器はでかいし邪魔と言うか、ゴチャゴチャするのは好きではない
のですぐに却下になりました。

 

 

RO/DI浄水器以外で足し水の硝酸塩を限りなくゼロにするためいろいろ検索した結果、私に必要なものはイオン交換樹脂であることが判明、最初は
イオン交換樹脂 ピュロライトC100E 1L 「並行輸入品」

を購入して目の超細かい袋に入れてブリタの中に入れてみましたが、
・イオン交換樹脂が超細かくて漏れる
・水の濾過の流れが一通になってないので硝酸塩の数値的に変化なかった

 

最終的に今回、イオン交換樹脂の卓上型精製水器
サンエイ化学 【ピュアメーカー】 卓上型精製水器 本体 【 カートリッジ × 1 カップ × 1 チェッカー × 1式 】 精製水

を購入しました。
※結果を先に書くとこのピュアメーカーが硝酸塩がほぼゼロで優秀です。
ただし飲用水には使えません。

 

 

前置きが長くなりましたが、

 

・水道水
・ウォーターサーバー『フレシャスdewo(水はfrecious富士)』
・蛇口取付型浄水器『トレビーノ』
・浄水ポット『ブリタ』
・イオン交換樹脂の卓上型精製水器『ピュアメーカー』

 

の5つの水のTDSと硝酸塩の数値を計測してみましたので参考にどうぞ♪

 

5つの水のTDSと硝酸塩を計測


計測に使用した機材等は
●TDSメーター
ZOYUBS TDS ECメーター 水質測定器 TDS計

 

●硝酸塩の計測はレッドシーの
MCP 硝酸塩/亜硝酸塩テストキット 淡水・海水両用

です。

 

 

・水道水
・ウォーターサーバー『フレシャスdewo(水はfrecious富士)』
・蛇口取付型浄水器『トレビーノ』
・浄水ポット『ブリタ』
・イオン交換樹脂の卓上型精製水器『ピュアメーカー』

 

だと名前が長いので

 

①水道水
②トレビーノ
③ブリタ
④ウォーターサーバー
⑤ピュアメーカー
と書きます。

 

 

5つの水をそれぞれ透明なプラスチックのコップに入れて、前後の計測の影響を受けないようにTDSメーター・硝酸塩計測時のスポイトは都度別のコップに入れた精製水でゆすいでから次の計測をしました。

 

 

5つの水のTDS・硝酸塩の計測結果


計測の写真を取り忘れてすみません。

 

計測結果は

 

①水道水・・・TDS129ppm/硝酸塩10ppm(目見当で10ppm)
②トレビーノ・・・TDS132ppm/硝酸塩10~20ppm(目見当で15ppm)
③ブリタ・・・TDS82ppm/硝酸塩5~10ppm(目見当で8ppm)
④ウォーターサーバー・・・TDS33ppm/硝酸塩0ppm(目見当で0ppm)
⑤ピュアメーカー・・・TDS2ppm/硝酸塩0ppm(目見当で0ppm)

 

 

④ウォーターサーバーの水のTDSが33ppmですが、ミネラルを含んでいるからです。
TDSはミネラル含めた不純物があるとゼロppmにはなりませんが、個人的にはミネラルを除外した水がベストとは考えていません。

 

逆にミネラルを含んでいて、かつ、硝酸塩がゼロの④ウォーターサーバーこそが足し水として個人的にはベストなのですが、毎日の6つの水槽の足し水が合計2Lくらいなので、④ウォーターサーバーの水を足し水に使うと月60Lになっちゃうのでちょっともったいないかな、と思います。
なので④ウォーターサーバーは足し水には使いません。

 

 

②トレビーノのTDSが132ppmと元の水道水より悪化していますが、メーカー公称値はともかく、カートリッジも交換してそんなに時間は経過していませんし、私の家の環境では132ppmとなったのは事実で、事実は事実です。
日本の企業・技術は昔と違って超優秀というわけではありませんので・・・

 

 

先日までは淡水・海水とも、③ブリタの水を足し水に使用していましたが、ブリタはTDS82ppm/硝酸塩5~10ppm(目見当で8ppm)です。
ブリタの水でもそんなにコケがでるわけではないのでOKなんですが、結果を見ればわかるように⑤ピュアメーカーの水が超優秀なので今後は足し水は⑤ピュアメーカーを使います。
ただし、ピュアメーカーは飲用水には使えません。

 

 

硝酸塩は
③ブリタ・・・硝酸塩5~10ppm、飲用可
④ウォーターサーバー・・・硝酸塩0ppm、飲用可
⑤ピュアメーカー・・・硝酸塩0ppm、飲用不可

 

初期費用・維持費は
③ブリタ・・・本体3,980円/買い替えのカートリッジは4つで3,880円
④ウォーターサーバー・・・レンタルの場合、本体は月540円/水は4パック(1パック7.2L)で4,992円
⑤ピュアメーカー・・・本体9,420円/買い替えのカートリッジ4,860円

 

飲み水としての美味しさは
①水道水・・・超まずい
②トレビーノ・・・まずい
③ブリタ・・・少しうまい
④ウォーターサーバー・・・美味しい
⑤ピュアメーカー飲用不可
です。

 

 

足し水のみで考えれば⑤ピュアメーカーがお得です。
カートリッジは毎日2L程度なら半年使えますし、買い替えのカートリッジは4,860円なので半年で考えれば月800円です。
※イオン交換樹脂なので、食塩水を通水させればカートリッジはたぶんふっか(ry

 

 

私の場合、④ウォーターサーバーの水はコーヒーとか飲み物で使い、今後は足し水には⑤ピュアメーカーを使います。

 

③ブリタは他に使う予定がないのでもったいないけど撤去予定、
②トレビーノはシャワーとか水の勢いが変えれるのでこのまま使うか、単にシャワー・通常の水流の切り替えができる蛇口に交換して②トレビーノは捨てるか検討中です。
薬を飲む時にさっと使えるか・・・とか思ったけど、そのためにカートリッジ買うのもアホらしいし。。。

 

 

②トレビーノを使ってる人は多いと思いますが、カートリッジを交換してすぐはわかりませんが、しばらくしてからだとたいして除去できてなさそうなので、個人的には今後継続して使用しても意味ないような気がします。。。

 

まあ今回の計測はTDSと硝酸塩のみの計測でしたので、トレビーノが除去するとアピールしている他の有害物質は除去してるけどTDS132ppmだった、という可能性もゼロではありませんが・・・

 

 

ということで、足し水にはピュアメーカーがオススメです!

 

サンエイ化学 【ピュアメーカー】 卓上型精製水器 本体 【 カートリッジ × 1 カップ × 1 チェッカー × 1式 】 精製水

 

 

***番外編***

 

寝室の海水水槽は【海水水槽を追加】各水槽の状況/2019年6月の記事を書いた時と比べて若干の設備変更・取り付け順番の変更がありますが、『ピュアメーカー』を使用する前の時点で硝酸塩・亜硝酸塩ともにゼロです。
もう少し様子を見てこのまま硝酸塩・亜硝酸塩ともにゼロがキープできているなら、そのうち記事書きます。
アクアリウム
 
この記事を書いた人

kaimonojyoz

Firefoxはかれこれ15年以上使っていて、Firefoxなしでは生きていけない体になってしまいました笑

 

アクアリウムは海水水槽のサンゴを全滅させた黒歴史からモチベーションがほぼゼロとなり、今に至ります。

 

1番長く生きてるお魚はカクレクマノミとゴールドナゲットマロンで、もうすぐ9年になります。

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