【海水水槽を追加】各水槽の状況/2019年6月

各水槽の現状報告の前に・・・

 

海水水槽にいたゴールドナゲットマロン(白いクマノミ)がここ2か月くらい調子こいてて、しょっちゅうクマノミのテリトリーに侵入しまくっていました。
そのたびにゴールドナゲットマロン1匹 VS クマノミ2匹で威嚇対決してましたが、たいていはゴールドナゲットマロンが自分のテリトリーに戻って終了していました。

 

1か月前くらい前のとある日に外出から帰宅したらゴールドナゲットマロンが瀕死の状態で水槽の奥の方で水面に浮かんでて、『あ~、クマノミにやられたんだな』と様子見で放置しようと思いましたが、そのうちミドリフグが『あっ、生餌かな』と瀕死のゴールドナゲットマロンの尾びれをパクパクし始めたのでスドー の産卵飼育ネットで水槽内で隔離しました。

 

1週間くらいでだいぶ回復しましたが、このまま水槽内に戻してもまたクマノミとやりあって同じ目に遭う確率が高いので、悩んだ末に海水水槽をもう1つ立ち上げることにしました。

 

寝室に置くしかスペースがないので最初は30cmキューブで立ち上げました。
海水水槽30cmキューブ
が、やはり狭くて、(金魚水槽のサイズアップの可能性を除いて) おそらく最後の水槽になるので、60cm水槽&オーバースペックな機器でもって
・可能な限り放置(できるだけ水換えなし・足し水のみ)
・睡眠の妨げにならないよう、できるだけ静音
を目指し、その上で
・将来的にミドリイシもOKな水質
を目指すことにしました。

 

寝室の60cm海水水槽の最初の状態がこれ

海水水槽60cmその1

 

ところが写真中央付近・右側のサンゴ

この3つ(右からチヂミトサカ・ウミアザミ・ウミキノコ)が非常に調子悪く、とりあえずの60cm水槽を立ち上げてから3・4日くらいで写真のウミアザミが溶けて分解?して水槽内が超汚くなり、チヂミトサカがポロポロ崩れてきて底面に落ちて汚くなり、写真のウミキノコが超うなだれて、でも根元のライブロックは接着しちゃって取り外しは無理で・・・

 

少し悩みましたが写真のチヂミトサカ・ウミアザミ・ウミキノコは撤去or切断しました。

 

今回初めてヤフオクでサンゴをいろいろ購入しましたが、立ち上げた海水水槽の水質がまだ出来上がってない上に購入元の水質もそれぞれだからなのか、近所のアクアショップで購入するサンゴよりも一見状態が良くても自分の水槽に入れてみると、ヤフオクのサンゴは近所のアクアショップのサンゴよりも適応能力が弱い気がしました。

 

サンゴの種類にもよるのかもしれません。

ちゃんと海水が出来上がっていれば違うのかもしれません。
今後はヤフオクでのサンゴ購入の際は気をつけようと思います。

 

 

で、現状というか数日前でこんな感じです。
海水水槽60cm



なんですが、今は茶ゴケが出てきて、それの対処したら白濁ぎみで・・・

 

前置きが長くなったので、各水槽の現状報告をしてから6つ目の水槽説明の箇所で茶ゴケ・白濁の件を書きます。

【メイン水槽】1つ目の水槽(淡水・90x30x36cm)

黒髭苔が凄まじく繁殖したので大幅に掃除・撤去・変更しました。
【メイン水槽】1つ目の水槽(淡水・90x30x36cm)

 

現在の生体は
・ベタ(メス) 4匹
・ミッキーマウスプラティ 6匹
・サイアミーズフライングフォックス 2匹
・サイアミーズ 1匹
・オトシンクルス 9匹
・コリドラスパンダ 2匹
・カージナルテトラ 2匹
・チェッカーボードシクリッド 2匹
・ブラックモーリー 9匹
・クラウンローチ 2匹
・シマドジョウ 2匹
・レッドハニードワーフグラミー 1匹
・ゴールデンハニードワーフグラミー 3匹
・バルーンラミレジィ 2匹
・ゴールデンドイツラム 2匹
・チョコレートグラミー 3匹

 

合計52匹

 

それと
・ミナミヌマエビ 数匹
・ヤマトヌマエビ 数匹
・貝 数匹

 

写真左上に浮いてる水草が汚いですが
・ブラックモーリーが産卵して稚魚が7匹生き残り浮いてる水草に隠れる
・ベタが浮いてる水草がお気に入り
なので、こんな感じのままにします。

 

産卵したブラックモーリーはこいつです。
もう老体で、よくここで休んでいます。
※写真の白いつぶつぶはCO2です。


以前産卵した時は他の魚に卵全部食べられちゃいましたが、今回は7匹生き残りました。
ブラックモーリーの稚魚はもうだいぶ大きくなりましたが、今回の大幅な掃除の前に稚魚がいる状態でしたので、掃除はリセットせずに水を8割抜いた状態で水面ほぼ全部をキッチンペーパーで覆って掃除・撤去・変更しました。

 

 

大幅な掃除をして2週間経過しましたが、水質はだいぶ安定してきて以前よりコケの生えるサイクルが長くなりました。
この理由についてはこの記事の最後のほうに書きます。

 

【海水水槽】2つ目の水槽(海水・60x30x23cm)

こちらの海水水槽は超安定していますが、冒頭に書いたようにゴールドナゲットマロン(白いクマノミ)は新しい海水水槽に移動しました。
【海水水槽】2つ目の水槽(海水・60x30x23cm)

 

生体は
・カクレクマノミ 2匹
・ミドリフグ 2匹
・キイロハギ 1匹
・チャイロヤッコ 1匹
・キイロサンゴハゼ 2匹
の8匹です。

 

その他、
・ヤドカリ 数匹

 

この水槽の問題は巨大になったスターポリプ
巨大になったスターポリプ
元々は10cmくらいのスターポリプでしたが、1年だか1年半でここまで大きくなりました。

 

このスターポリプ、1枚です。全部つながっています。
たぶん60cmくらいはありますよね。
未だ増殖中です。。。

 

 

このスターポリプの侵略を食い止めるために食い止めポイント2箇所にサンゴを配置したのですが、1箇所接着剤が汚くなってしまいました。

 

2・3か月すれば風化して目立たなくなると思うのですが、目立つようだったらここに何かサンゴを追加しようと思います。

 

 

こっちの海水水槽はスターポリプ・ウミキノコが大きくなり過ぎたこと以外に問題はなく、水換えなし・足し水のみなので硝酸塩は多少多いですが水質は超安定しています。

 

 

【ベタ・ミドリフグの水槽】3つ目の水槽(淡水・45x30x23cm)

この水槽は水草が育ちません。。。
たぶん硬度が高いかも。

 

ミドリフグは絶好調だし老体のベタも調子良いので、しばらく様子見です。
【ベタ・ミドリフグの水槽】3つ目の水槽(淡水・45x30x23cm)

 

生体は
・ベタ(オス) 1匹
・ミドリフグ 1匹
・コリドラス ベネズエラ・オレンジ 1匹
・オトシンクルス 2匹
・コリドラスピグミー 1匹
の6匹

 

それと
・貝 1匹

 

スカーレットジェムとコリドラス・ハステータスとミナミヌマエビはたぶんミドリフグに食べられちゃいました。。。
なので生体は追加しない予定です。

 

水草がほとんどないですが、追加するか様子見です。

 

 

【金魚水槽】4つ目の水槽(淡水・45x30x23cm)

だいぶ汚れが目立つようになってきたのでこの際リセットしました。

 

【金魚水槽】4つ目の水槽(淡水・45x30x23cm)

 

生体は
・桜錦(らんちゅう) 1匹
・福だるま 1匹
・パールスケール 2匹
・アルビノコリドラス 2匹
・オトシンクルス 2匹
の8匹です。

 

あとミナミヌマエビが11匹(沈殿槽に10匹、上に1匹)います。

 

水面左側に水草浮かべてて汚いですが、購入当初から転覆ぎみのパールスケール(ピンポンパールみたいなやつ)が1匹いて、いつも寝る時はしっぽを上にして頭を下にして寝てるので、水草があると体が水面に出なくてすむのでこうしています。
実際転覆ぎみのパールスケールは寝る時はたいてい左奥のほうの水草の所で寝ています。

 

 

今回沈殿槽を設けました。
この中にミナミヌマエビ10匹入れてあります。

 

沈殿槽の上に底面フィルターを設置し、上部フィルターに直結しています。
当面は沈殿槽に汚れをためて沈殿槽の中のミナミヌマエビに処理してもらって、沈殿槽の汚れが溜まってきたらホースで吸い出します。

 

沈殿槽が超汚れたときのためにホースを通す穴を用意してあります。

水温計が曲がっててすみません。

 

沈殿槽の汚れがホースでも取り切れなくなった頃or金魚がもっと大きくなったら水槽を60cmにサイズアップしようと思います。

 

 

【木化石水槽】5つ目の水槽(淡水・45x30x23cm)

ベタが流木に挟まって☆になりました。。。
木化石水槽】5つ目の水槽(淡水・45x30x23cm)

 

 

生体は
・ゴールデンハニードワーフグラミー 2匹
・クラウンローチ 2匹
・アルビノスカラレ・エンゼルフィッシュ 3匹
・オレンジミッキーマウスプラティ 1匹
の8匹です。

 

それと
・ヤマトヌマエビ 2匹

 

ベタが亡くなったのが超ショックです。
たぶんクラウンローチがちょっかい出したかで逃げて、それで流木に挟まったんだと思います。

 

流木を撤去してベタを追加するか、そのうち検討しますが、今はショックで追加する気が起きません。

 

だいぶ懐いていたのでこの上なく残念です。。。

 

導入当初のベタの様子です。


ごめんね。

 

 

【海水水槽・寝室】6つ目の水槽(海水・60x30x36cm)

リビングの海水水槽にいたゴールドナゲットマロン(白いクマノミ)がクマノミにやられて死にそうになったので、仕方なく寝室に海水水槽を設置しました。

 

冒頭に書いたように最初30cmキューブで設置しましたが狭くて気分的にスッキリしないので60cmにチェンジしました。

 

海水水槽60cm

 

生体は
・ゴールドナゲットマロン(白いクマノミ) 1匹
・キイロハギ 1匹
・キイロサンゴハゼ 2匹
・ヤマブキスズメダイ 2匹
・カンムリベラ 1匹
・チェルブピグミーエンゼル 1匹
・イエローヘッドジョーフィッシュ 1匹
の9匹。

 

その他
・サンゴ いろいろ
・エビ 数匹
・貝 数匹
・ウニ 2匹
・ヤドカリ 数匹

 

イエローヘッドジョーフィッシュを2匹入れましたが、イエローヘッドジョーフィッシュは臆病で1匹行方不明です。
行方不明のイエローヘッドジョーフィッシュ
かれこれ10日間目撃してません。
水槽奥側のフタのないスペースから飛び出して☆になってました。。。
※現在はフタのないスペースはほとんどありません。

 

もう1匹は写真の右側に写っていますが、毎日ここで顔を出してエサの時には頑張ってエサを食べてます。

 

 

さて、この立ち上げたばかりの海水水槽ですが、リビングの海水水槽の海水を使って立ち上げたのですぐに水が出来上がると思いましたがどうやらまだダメみたいで、

 

立ち上げ数日で
・チヂミトサカはうなだれる
・ウミアザミはうなだれて溶ける?分解する
・ウミキノコもうなだれる
と悲惨な状態だったので撤去・カットし、

 

水質向上のためにPSBQ10(海水用の光合成細菌・バクテリア)を規定量の2/3投入したら現在白濁中です。。。
たぶん数日でクリアになると思いますが、この水槽の水はまだダメですね。

 

茶ゴケも出ましたので、しばらく様子見てコケが出るようだったらもしかしたら高性能な殺菌灯を設置しようと思います。
今月はこの水槽にだいぶ出費したのでたぶん来月かな。

 

早く水質安定してることを願っています。

 

 

この水槽の各設備はいろいろオーバースペックに設置しましたので、そのうち水質が安定して諸々イケてる状態になりましたら、この水槽の仕組みを記事にします、するかも。

 



【番外編】

【知ってる?】コケ対策にKENIFINE™(ケニファイン)


アクアリストには馴染みのないケニファイン。
聞いたことありますか?

 

KENIFINE™(ケニファイン)は2001年に神戸製鋼所材料研究所が開発した高機能抗菌めっき技術で、

 

・ケニファインは化学的に証明された超強力な抗菌作用を持った特許技術です。
・化学薬品を使用せず自然の作用を応用。
・人畜に安全に無害で環境汚染の心配もありません。
・一般の抗菌塗装や抗菌ステンレス等に比べ、高硬度で耐キズ付き性に優れ抗菌、防カビ効果は5年~10年の長期に渡り発揮します。光の無い暗所でも効果を発揮します。
引用元:https://www.tiger-yagi.co.jp/kenifine/

 

で、このケニファインのプレートを全6水槽に設置してみました。
メッシュタイプだと水槽内に設置すると見た目が良くないので角型タイプにしました。
ケニファインの角型プレート

 

・90cm水槽には外掛けフィルター『プロフィットフィルターBig』の中に『角型プレート 150x100』と外掛けフィルター『殺菌河童』の中に『角型プレート 100x60』を1枚ずつ

 

・リビングの60cm海水水槽には外掛けフィルター『殺菌河童』の中に『角型プレート 100x60』を1枚

 

・45cm水槽には上部フィルター『トリプルボックス450』の中に『角型プレート 150x100』を1枚

 

・寝室の60cm海水水槽には外掛けフィルター『海道河童(大)』の中に『角型プレート 100x60』を1枚

 

 

寝室の海水水槽以外は明らかにガラス面にコケが生えてくるまでの期間が長くなりました。

 

ケニファインを設置して2週間経過しましたが
【メイン水槽】1つ目の水槽(淡水・90x30x36cm)・・・比較的ガラス面にコケが生えやすい水槽ですが、2週間経ってようやく少しガラス面にコケが生えた程度。
【海水水槽】2つ目の水槽(海水・60x30x23cm)・・・ガラス面にうっすらコケが生えてきましたが、まだガラス面のコケ掃除はしていない。
【ベタ・ミドリフグの水槽】3つ目の水槽(淡水・45x30x23cm)・・・ほぼコケ生えてない。
【金魚水槽】4つ目の水槽(淡水・45x30x23cm)・・・コケ生えてない。
【木化石水槽】5つ目の水槽(淡水・45x30x23cm)・・・ほぼコケ生えてない。ガラス面に超うっすら茶ゴケ?が生えてきたかも。
【海水水槽・寝室】6つ目の水槽(海水・60x30x36cm)・・・茶ゴケと格闘中

 

 

1番安定しているリビングの海水水槽(2つ目の水槽)を例に話すと、今まではガラス面にコケが目立ってきてスクレイパーで掃除するのが1週間~10日に1回くらいでしたが、ケニファイン設置後はたぶん2週間に1回くらいです、というか、まだ掃除してません。
確実に体感できるレベルでコケを抑制しています。

 

 

ただし、立ち上げですぐの寝室の海水水槽(6つ目の水槽)では茶ゴケを抑制しきれませんでした。
たぶんこの水槽はバクテリアのサイクルが出来上がってない気がします。

 

 

販売元の説明では3~5年効果があり、『角型プレート 100x60』は1,847円 (税込・送料別)/『角型プレート 150x100』は3,488円 (税込・送料別)なので、コケにお悩みの方は騙されたと思って購入・設置してみてください。

 

各メーカーのコケ対策の液のやつよりよっぽど効果あると思います。

 


 

今回の記事は長くなりましたが以上です。
寝室の海水水槽が早く安定するよう頑張ります♪
アクアリウム
 
この記事を書いた人

kaimonojyoz

Firefoxはかれこれ15年以上使っていて、Firefoxなしでは生きていけない体になってしまいました笑

 

アクアリウムは海水水槽のサンゴを全滅させた黒歴史からモチベーションがほぼゼロとなり、今に至ります。

 

1番長く生きてるお魚はカクレクマノミとゴールドナゲットマロンで、もうすぐ9年になります。

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